金沢のひがし茶屋街は1920年に作られた茶屋町です。
この通りは重要伝統的建造物群保存地区として認定されていて、昔ながらの趣きのある古い町並みが残されています。
金沢に残っている茶屋街はもう3つしかありませんが、その中でもひがし茶屋は最も大きな茶屋町です。
昼は観光地としてにぎわっていますが、夜には今もお茶屋さんから三味線や太鼓の響きが聞こえてきます。
金沢のひがし茶屋街ですが、通りは細い路地の入り組んだ感じになっているのですが、実は車での観光もとても便利なんです。
近くに東山観光駐車場(15台)があり、そこから徒歩3分ぐらいでひがし茶屋街に到着します。
チェックポイント1 古い街並みが素敵!建物の細やかな作りが繊細で見ているだけで酔いしれます
金沢のひがし茶屋街は古い町並みがとても素敵です。
古い建物がそのまま残されているだけでなく、それらの装飾がまた細やかで女性好みなんです。
全体を見て回っても2時間もかからないので、ひとつひとつじっくりと観察して楽しむことができますね。
インスタ映えする写真がとれること間違いなしです。
チェックポイント2 カフェが充実!金沢の和菓子がいただけます
金沢のひがし茶屋街はカフェが充実しています。
古い建物の中を改装したカフェでは、レトロな雰囲気に浸りながらのんびりとお茶を楽しめますよ。
金沢ならではの金箔ソフトクリーム(「箔一」)や金沢の老舗しょうゆ屋のしょうゆソフトクリーム(「ヤマト醤油味噌 東山直売所」)なども楽しめますが、どうせなら雰囲気のある中で加賀の和菓子をいただきたいですね。
「茶房一笑」など加賀棒茶を出しているお店もあって、加賀の味が存分に堪能できます。
ちなみに「茶ゆ」なら、棒茶のアイスクリームなど加賀の食材のアイスクリームが食べられますよ。
チェックポイント3 昼酒?ひがし茶屋街にはそんな文化もあるんです
金沢のひがし茶屋街は昼酒という文化があるんです。
店頭にはお酒の飲み比べや試飲セットを出しているところも多く、お酒とおつまみのセットが作られていて、手軽にお酒を楽しむことができます。
だいたい3種類のお酒とおつまみで1200円ぐらいです。
加賀ならではのお酒もここではいろいろと試せるのでうれしいですよね。
金沢市最大の酒造会社福光屋が出店したお店「ひがしやま酒楽」や「福光屋ひがし」が有名ですよ。
昼間っからお酒を飲んでもここではオッケーです。
チェックポイント4 雰囲気のある店で加賀料理を堪能できるランチメニューも充実!
旅行中のランチに金沢の地元のものが食べたいと思ったら、こちらひがし茶屋街でランチもおすすめです。
ひがし茶屋街でも加賀料理のお店がたくさんあるんですよ。
「十月亭(じゅうがつや)」は加賀の郷土料理をメインとしたお店ですが、1000円から3000円ぐらいの価格帯で治部煮やごま豆腐などのセットが楽しめます。
また、「東山みずほ」では1000円台で加賀のおばんざいが楽しめるランチなどもあります。
色んなお店があるので、お値段に合わせて楽しんでしまいましょう。
チェックポイント5 お茶屋文化を堪能できるお茶屋美術館にがあります
金沢の「ひがし茶屋街」は、並藩政時代のままの街並みが残された国の重要伝統的建造物群保存地区です。
そのため、その当時からのお茶屋の造りをそのまま残しています。
そんなお茶屋文化を深く知るには「お茶屋美術館」です。
ここなら手軽にお茶屋文化を堪能することができますよ。
ここでは、実際の客間の独特な雰囲気を見られるだけでなく、髪飾りや蒔絵などの道具類も見ることができて、お茶屋文化を堪能することができます。
開館時間9:00~17:00(入館は16:30まで) 定休日木曜日 入館料一般 500円 小・中学生300円
チェックポイント6 実際のリアルお茶屋が体験できる?一般公開されているお茶屋があります
金沢の「ひがし茶屋街」は、実際のお茶屋があるのですが、「一見さんお断り」から、なかなか一般人がお茶を見る機会はありません。
ですが、一般公開されているお茶屋もあり、そこでは実際のお茶屋を見学することができるんです。
こんなチャンスはなかなかありませんね。
代表的なものには、国の重要文化財に指定されている「志摩」やひがし茶屋街の中で一番大きな「懐華」があります。
両方ともカフェが併設されていて、お茶を飲みながらのんびりすることもできるんですよ。
「志摩」 営業時間9:00~18:00 入館料 一般500円 小・中学生 300円
「懐華楼」 営業時間9:00~17:00 入館料 一般750円
金沢のひがし茶屋街基本情報
金沢駅東口バスターミナルより運行。
JRバス:「東山」下車200円 周遊バス:「橋場町」下車1回200円 路線バス:「橋場町」下車