お笑いの町大阪。
大阪は昔からお笑い文化が根付いていました。
そんなお笑い文化の中のひとつに落語があります。
落語って、大阪にいると意外と聞く機会があるんですよ。
例えば、池田の落語みゅーじあむ、ここでは、落語が楽しめるだけでなくそのセットも見ることができて、落語が一気に近いものとして感じることができます。
また、グランフロント大阪では、色んな機会に落語が開催されています。
そんな落語はいまや女性の間でもじわじわと人気が出てきているんです。
そんな落語ですが、「聞いて楽しむ」だけでなく「食べて楽しむ」イベントが大阪府の高槻市で開催されることになりました。
「青菜寄席 ~落語を食す~」と題して、青菜の落語で実際に登場するフードが実際に食べられるイベントなんです。
「青菜」という演目は、主人公の植木屋が仕事先の旦那にお酒をふるまわれるのですが、その際、客人に料理を出すのに、食材のあるなしを客人にわからないよう隠語にしてやり取りをするのですが、奥さんの上品な言葉遣いや粋なやりとりに感動し、自宅でもまねるんですが、植木屋の奥さんがやりとりすべきセリフのすべてを言ってしまってうまくいかなかったという話です。
当日は、桂文珍一門の桂文五郎さんによる落語と「邦楽の会 和奏伎」による出囃子の生演奏で落語が楽しめます。
そして、落語を楽しんだ後はいよいよ、お食事の時間です。
お話に登場する鯉のあらいや柳影、青菜が出てくることは必至ですね。
ちなみに、この「青菜」は夏の落語なんですが、夏の落語でいう菜は小松菜のことのようです。
そして、柳影はもち米と麹と焼酎で仕込んだアルコール分の強い酒で、当時は夏のお酒として冷やで飲まれていたそうです。
なんだか面白そうですよね。
当時のグルメを実際に楽しめるなんて、こんなチャンスはめったにありません。
期間は2017年の7月23日1日のみ。
11時開演(14時頃終了予定)で会場は原養魚場です。
この日は、JR高槻市から送迎バスが運行されるそうですよ。
木戸銭は6500円で食事代込み、飲み放題付きのお値段です。
前日までに予約してくださいね。
この夏、落語グルメを楽しんで、落語デビューしてしまうのもいいかもしれませんよ。
場所はここ!
原養魚場
住所:〒569-1051 大阪府高槻市原2912