鳥取といえば、まずは砂丘ですが鳥取の見どころはそれだけではないんです。
鳥取砂丘から歩いて6分ぐらいのところにある「砂の美術館」がなかなかおすすめです。
砂なのに、かなり精巧にできているんです。
おまけにこちらの「砂の美術館」はシーズンごとに作品を入れ替えているのですが、作品を入れ替えるといっても、相手は砂なので、シーズンごとに作品を作り直しているわけなんですね。
つまり、作品は常に一期一会。
いつでも見られるというたぐいのものではないんですね。
そう思ったら、砂の美術のはかなさになんだかグッとくるものがありますよ。
ちなみに今回はクラブツーリズムのツアーで、鳥取に行ってきました。
大阪から鳥取って電車で行くとJR大阪駅から特急スーパーはくとに乗って、JR鳥取駅で約2時間30分で到着です。
ただ、「砂の美術館」には、JR鳥取駅からさらに路線バスに乗っていかないとなりません。
ですが、1人旅なら知らない場所で路線バスというのはかなり冒険ですよね?
そんな女子の味方がツアーです。
今回ツアーに参加して、かなり楽しく過ごすことができました。
電車の時間や乗り間違いの心配、下車の場所の不安などいっさいないまま、鳥取に行くことができちゃいました。
そして、ツアー料金も食事などいろいろ込みで電車で行くより安くついたのに驚きです。
いままでツアーだと自由に楽しめないという先入観がありましたが、要所要所は自由時間ばかりで、かえって集合時間だけ気にして行動すればよかったので、1日たっぷり遊べたという印象でしたよ。
というわけで、鳥取に行くならバスもいいなと思った旅でした。
それでは、さっそくレポートします。
【鳥取砂丘の駐車場から「砂の美術館」は徒歩6分ぐらい】
ツアーでの参加ということで、バスは駐車場にとまります。
こちらがその駐車場です。
奥の階段を上がれば鳥取砂丘、道を隔てた手前が砂丘会館というレストラン兼お土産屋さんになります。
「砂の美術館」は砂丘の方に行かず、道路沿いに歩いていきますよ。
駐車場に「砂の美術館」行きの看板が出ているので、そちらに向かって道沿いにまっすぐ歩いていきましょう。
道々には鳥取砂丘も見えるんですよ。
すると「砂の美術館」という看板が見えてきます。
それではさっそく入ってみましょう。
今回は第9期ということで、「砂で世界旅行・南米編」が開催されていました。
今回は南米編でしたが、時期ごとに色んな地域に対象が変わるので、また別のシーズンに来たら違うものが見られます。
入場料は一般が600円、小中高生が300円です。
【展示は館内だけでなく館外もあります】
さあ、さっそく入場してみましょう。
施設の外にも砂の彫刻があります。
忘れずに見ておきましょう。
階段を上がっていくと、こんな彫刻が。
雨が降ると崩れてしまうのでしょうね。
ちゃんとテントが張っていました。
館内はこんな感じ。
まるでレリーフのようです。
服のドレープなんかとても自然でびっくりするほどです。
それにしてもこれが砂でできているなんて信じられませんよね。
表情もまるで本物のようです。
こちらは楽器を演奏していますね。
頬のふくらみなんかもまさにリアルです。
こちらは船に乗る人たちですね。
レリーフだけでなく、このような立体のものもありました。
それにしても表情が豊かですよね。
こちらは大きな顔の人です。
こちらの人たちの服のしわがまさにリアルです。
服の布が薄い感じがよく出ています。
動物たちもいましたよ。
こちらはトラでしょうか?
獲物にかみついています。
本当に獲物にかみついているかのように精巧な作りになっていますよね。
【こんな大作もあるんです!空中都市マチュピチュ】
今回の展示の一番の目玉は空中都市マチュピチュです。
あまりの大きさに室内が吹き抜けになっているんです。
上の階から全体を見ることもできますし、下から見上げることもできます。
中の方もこんなに精巧なんです。
この大きさすごいですよね。
人が小さく見えてしまいます。
【ミュージアムショップには南米にちなんだものがたくさん】
こちらは美術館だけあって、ミュージアムショップも充実しているんです。
「砂の美術館」を見た記念に何か買っていくのもいいですよね。
こちらは南米にちなんだお人形です。
「砂の美術館」のオリジナルグッズもたくさんそろっていました。
【鳥取砂丘から「砂の美術館」までの道のりは食べ歩きのものがたくさん】
鳥取砂丘から「砂の美術館」まではおよそ6分ですが、その間にはたくさんのお土産物屋さんが並んでいました。
グルメも充実しているので、道々に買って食べても面白いですね。
その中でもひときわ目を惹いたのが梨ソフトクリームです。
このソフトクリーム、緑色をしているんですが梨なんです。
鳥取と言えばやっぱり梨。
ソフトクリームはご当地ものがたくさんあるので、一度は食べておきたいですね。
いかがでしたか?
「砂の美術館」は時期がくればまた新しい展示が始まってしまいます。
こんなに精巧に作られたものがいずれつぶされると考えると、けっこう感慨深いですよね。
是非、新しい展示にうつる前に南米編を見納めておいてくださいね。
【場所はここ!】
鳥取砂の美術館
〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2083−17